トランプ氏「怒り」、ウ軍がプーチン氏公邸攻撃試みとロが主張
フロリダ州にある自邸「マーアーラゴ」で記者会見するトランプ米大統領。12月29日撮影。REUTERS/Jonathan Ernst
[29日 ロイター] - トランプ米大統領は29日、ウクライナ軍がロシアのプーチン大統領の公邸に攻撃を試みたとするロシアの主張について「たった今聞いた」とし、「怒りを感じている」と述べた。
ロシアのラブロフ外相は同日、ウクライナ軍がロシア北西部ノヴゴロド州にあるプーチン大統領の公邸に攻撃を試みたと発表。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア側の主張は「うそだ」と否定している。
クレムリン(ロシア大統領府)のウシャコフ大統領補佐官によると、プーチン大統領はその後、トランプ大統領と電話会談し、ウクライナ和平交渉におけるロシアの立場を見直す考えを示唆したと明らかにした。
トランプ氏はプーチン大統領との電話会談について「非常に良かった」とした上で、プーチン氏からウクライナ軍による公邸への攻撃の試みについて報告を受けたと説明した。
また、ウクライナ紛争終結に向けた協議について「非常に厄介な問題がいくつかある」と述べた。





