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米政権、公衆衛生懸念を理由に亡命申請拒否も 新規制31日発効
2025年12月30日(火)06時22分
米国とメキシコの国境を越え、トランジットセンターに集まる移民たち。2023年9月20日撮影。REUTERS/Mike Blake
Ted Hesson
[ワシントン 29日 ロイター] - 米国が「感染症によって生じる緊急の公衆衛生上の懸念」を理由に、移民の亡命申請を拒否する可能性がある。
連邦官報に29日に掲載された文書によると、これは第1次トランプ政権時の新型コロナ禍に起草され、新たに取りまとめられた規制で、31日に発効する。
直ちに効力を発揮するものではないが、トランプ政権にとって、米メキシコ国境での亡命申請者を拒否する新たな手段になる可能性がある。トランプ大統領は2期目就任以降、不法移民の取り締まりを強化しており、不法越境件数は数十年ぶりの水準まで減少した。





