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ロシア産LPG輸出、中央アジアとアフガン向け倍増 制裁が影響
2025年12月29日(月)13時37分
[モスクワ 26日 ロイター] - 今年1─11月にロシアが中央アジアの旧ソ連構成国やアフガニスタン向けに輸出した液化石油ガス(LPG)は計101万6000トンと、前年同期からほぼ倍増したことが分かった。複数の業界関係者が26日、明らかにした。
欧州連合(EU)がウクライナ侵攻に伴い、ロシア産LPGの輸入を2024年12月に規制したことを受け、ロシアは輸出先の変更を余儀なくされた。
業界関係者によると、最大の輸出先はアフガンで、前年同期比1.5倍増。カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの旧ソ連構成国を加えた5カ国向けの輸出量は全体の約36%を占めた。前年は19%だった。 複数の貿易業者によると、米国の対イラン制裁に伴い同国からの供給が減少し、アフガン向けが増加したという。





