ミャンマー総選挙、全国一律実施は困難＝軍政トップ

　ミャンマー軍政トップのミンアウンフライン国軍最高司令官は１５日、１２月に予定しているクーデター後初の総選挙について、内戦が続いているため全国一律に行うのは困難との認識を示した。ネピドーで２０２１年３月撮影（２０２５年　ロイター）

[１５日 ロイター] - ミャンマー軍政トップのミンアウンフライン国軍最高司令官は１５日、１２月に予定しているクーデター後初の総選挙について、内戦が続いているため全国一律に行うのは困難との認識を示した。

国営テレビで放送された演説で、「全ての地域で１００％選挙を実施することはできない」と述べ、新政権発足後に一部地域で補欠選挙を行う方針を示した。

軍事政権は昨年、国勢調査を実施したが、完了したのは全国３３０郡区のうち１４５郡区にとどまった。