ウクライナ各地で停電、ロシアがドローン攻撃

[キーウ　１５日 ロイター] - ウクライナのエネルギー省は１５日、ロシアが夜間にドローン（無人機）でウクライナの電力インフラを攻撃し、中部ドニプロペトロウスク州など複数の地域で電力供給が途絶したと発表した。

送電網運営会社ウクルエネルゴは、東部を中心に７州で電力供給が制限されていると述べた。国営ガス会社ナフトガスは火力発電所が攻撃を受けたと発表した。

ロシアはここ数週間、ウクライナのエネルギー施設に対する攻撃の回数と強度を大幅に増やしており、発電所とガス施設の双方を標的にしている。

ナフトガスは、ロシア軍が過去７日間でガス施設を３回攻撃したと報告。攻撃対象にはハルキウ州、スムイ州、チェルニヒウ州にある「極めて重要な施設」も含まれると述べた。

フリンチュク・エネルギー相は今月、ロシアによるガス施設空爆を受け、ガス輸入を３０％増やしたいと述べていた。