Katharine Jackson Costas Pitas Stefanno Sulaiman

[ジャカルタ 13日 ロイター] - インドネシアのプラボウォ大統領が13日、トランプ米大統領に、トランプ氏の次男でトランプ・オーガニゼーションのエグゼクティブバイスプレジデントであるエリック氏と面会できるか尋ねたことが、マイクが拾った音声で判明した。

プラボウォ氏は、エジプトのシャルムエルシェイクで13日に開催されたパレスチナ自治区ガザ和平に関する首脳級会合に出席していた。プラボウォ氏とトランプ氏は、演壇の後ろで立ち話をした。その際、カメラが回り、マイクがオンになっていたが、気づいていないようだった。

音声からは、両氏がトランプ・オーガニゼーションに言及しているのか、大統領やその家族が関与するビジネス取引について言及しているのかは分からない。

プラボウォ氏は、「安全保障上、安全ではない」地域に言及し、「エリックに会えるか」と尋ねた。トランプ氏は「エリックに電話させよう。そうしようか。彼はとてもいい子だ。エリックに電話させよう」と述べた。

その後、プラボウォ氏は「ハリー」という名前を出し、「もっといい場所を探す」と言った。

トランプ氏は再度「エリックに電話させる」と言った。

プラボウォ氏は「エリックかドンジュニア(トランプ氏長男)」と述べた。

ジュニア氏も、エリック氏と同じくトランプ・オーガニゼーションのエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めている。

<MNCとトランプ・オーガニゼーションのつながり>

プラボウォ氏が言った「ハリー」が誰なのかは確認できていない。インドネシア大統領府にコメントを求めたが返答はない。

考えられるのは、インドネシアのコングロマリット(複合企業)MNCの創業者兼執行会長のハリー・タノエソエディブジョ氏だ。トランプ・オーガニゼーションの長年のビジネスパートナーで、今年の米大統領就任式にも出席した。

グループの不動産部門MNCランドはトランプ・オーガニゼーションと提携し、ジャカルタの南約60キロメートルの場所にある統合型リゾートを運営している。

今年2月、環境省は水管理と環境問題を巡りMNCランドにこのリゾートのプロジェクト中止を命じた。

MNCランドとトランプ・オーガニゼーションは、バリ島でも高級リゾートとゴルフコースの開発をしている。このプロジェクトはトランプ・オーガニゼーションのウェブサイトで「近日開業」とうたっているが、統合型リゾートのプロジェクトとともに大幅な遅れが生じている。

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