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ハマス、米調停案の検討3日目に 赤十字がガザでの活動一時中断

2025年10月02日(木)00時40分

パレスチナのイスラム組織ハマスが、トランプ米大統領が提案したパレスチナ自治区ガザを巡る調停案の検討に入ってから3日目を迎えた。写真はガザ北部から避難するパレスチナ人避難民。1日撮影(2025年 ロイター/Mahmoud Issa)

Nidal al-Mughrabi

[カイロ 1日 ロイター] - パレスチナのイスラム組織ハマスが、トランプ米大統領が提案したパレスチナ自治区ガザを巡る調停案の検討に入ってから3日目を迎えた。他のパレスチナ勢力はこの提案を拒否している。

ガザ市の住民によると、この日もイスラエル軍機と戦車が夜通し住宅街を爆撃したという。現地の保健当局は、1日にガザ地区全域で少なくとも35人が死亡したと発表した。その大半はガザ市での死者だったという。

こうした中、赤十字国際委員会は同日、戦闘の激化によりガザ市での活動を一時中断し、職員を移転せざるを得なくなったと発表した。「状況が許す限り、引き続き完全に機能しているデイル・アル・バラーとラファの事務所から、ガザ市の民間人への支援提供に努める」とした。

ロイター
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