トランプ氏、大麻成分の高齢者向け効能を提唱 大麻関連株が軒並み高

トランプ米大統領が大麻由来の成分CBD(カンナビジオール)の高齢者に対する医療効果を提唱したことを受け、大麻関連株が29日の取引で軒並み上昇した。写真はフロリダ州マイアミで開催された大麻・ヘンプ博覧会でカンナビジオール(CBD)製品のサンプルを手に取る来場者。2019年11月撮影(2025年 ロイター/Eva Marie Uzcategui)
[29日 ロイター] - トランプ米大統領が大麻由来の成分CBD(カンナビジオール)の高齢者に対する医療効果を提唱したことを受け、大麻関連株が29日の取引で軒並み上昇した。
トランプ大統領は28日に自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、CBDが病気の進行を抑え、「高齢者の医療に革命を起こす」可能性があり、処方薬の代替となり得ることが期待されると述べた。
トランプ氏は先月にも、政権が大麻をより危険性の低い薬物として再分類し、刑罰を軽減することを検討していると明らかにしていた。
キャノピー・グロースは一時18%強、ティルレイ・ブランズは約42%、クロノス・グループは15%強、オーロラ・カナビスは25%強、それぞれ上昇した。