<外国人離れは序の口。旅客数の減少が続くハリー・リード国際空港では、とりわけ国内線の落ち込みが深刻だ>

ラスベガスの観光業にさらなる減速の兆しが見えてきた。アメリカ・ネバダ州にあるハリー・リード国際空港を利用する旅客数が、8月も減少した。3カ月連続の減少になる。

観光はラスベガス経済の生命線であり、ホテル、カジノ、レストラン、娯楽施設を支える中心産業だ。観光客の減少が続けば、雇用や税収、さらには都市全体の経済回復にも波及しかねない。

ハリー・リード国際空港によると、8月の旅客数は456万人超で、前年同月比で約6%減少したという。年初からの累計でも、前年同期比で4.5%減の約3700万人にとどまっている。

なかでも落ち込みが大きかったのは国内線で、前年比5.9%減。国際線の旅客数も3.7%の減少となった。

格安航空会社スピリット・エアラインズは特に大きな打撃を受けており、8月の利用者数は40万9886人と、前年同月比で実に46.3%の大幅減となった。同社は現在、財務問題と全米での路線縮小に直面している。

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