ロシア凍結資産活用した「賠償ローン」構想、欧州委員長が言及

9月10日、 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長(写真)はEUは欧州で凍結されているロシア資産の現金残高を使い、ウクライナの対ロシア戦防衛資金を調達する新たな方法を見つけるべきだと述べた。仏ストラスブールで撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
Jan Strupczewski
[ストラスブール 10日 ロイター] - 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は10日、EUは欧州で凍結されているロシア資産の現金残高を使い、ウクライナの対ロシア戦防衛資金を調達する新たな方法を見つけるべきだと述べた。
ロシア凍結資産の元本には手を付けず、新たな資金調達に伴うリスクはEU加盟国全体で分担する必要があるとの考えも示した。具体的な金額や、凍結されているロシア中央銀行資産の活用方法の詳細には触れなかった。
フォンデアライエン氏は欧州議会で行った演説で「これはロシアの戦争であり、支払いはロシアが担うべきだ。だからこそ、凍結されたロシア資産を基にウクライナによる戦いのための資金を調達する新たな解決策に早急に取り組む必要がある」と主張。「ロシア凍結資産に関連する現金残高を活用してウクライナに『賠償ローン』を提供することができる。凍結資産自体には手を付けないし、リスクは共同で負担しなければならない」と述べた。
2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、先進7カ国(G7)諸国で凍結された3000億ドルのロシア中央銀行資産から生じる利益はすでにウクライナに提供されている。
G7諸国はロシア凍結資産から得られる利益で返済される融資500億ドル相当をウクライナに提供することで合意しており、この融資は事実上、返済の必要がない。しかしEU内には、確保している凍結資産をリスクの高い投資先に回した方がより大きな利益が得られるとの声もある。
フォンデアライエン氏は賠償ローンの具体的な内容には言及しなかったが、ウクライナは今すぐに資金を受け取り、返済はロシアが戦争の賠償金を支払った時点で行われると述べた。
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