TSMC、企業秘密管理システムを欧米企業に販売へ=法務担当幹部

半導体受託生産世界最大手・台湾積体電路製造(TSMC)の謝福源・副法務長はロイターに対し、企業秘密を管理・活用するために構築したシステムを欧米の企業に売り込みをかける計画を明らかにした。写真は同社の製造工場。6月7日、高雄で撮影(2025年 ロイター/Ann Wang)
Wen-Yee Lee
[台北 28日 ロイター] - 半導体受託生産世界最大手・台湾積体電路製造(TSMC)の謝福源・副法務長はロイターに対し、企業秘密を管理・活用するために構築したシステムを欧米の企業に売り込みをかける計画を明らかにした。
台湾企業秘密保護促進協会の理事長も務める謝氏によると、TSMCが2013年に構築を開始した企業秘密登録システムは、地元企業20社がこれまでに採用している。
同氏は「当社のサプライヤーもこのシステムを採用すればより強力なイノベーション文化とより体系的な管理を構築でき、われわれにも恩恵がある」と説明。企業秘密を保護するだけでなく、イノベーションを促進するような形で設計されているという。
最終的な目標はより多くの技術を社内に保持し、TSMCの競争優位性を強化することだと述べた。システムには7月末時点で61万件以上の技術やノウハウが登録されているという。