USスチール、工場爆発事故はガスバルブ破損が原因

8月15日、米鉄鋼大手USスチールはペンシルベニア州ピッツバーグ近郊のクレアトン・コーク・ワークス工場で11日に起きた爆発事故について、メンテナンス作業に先立ち行われたガスバルブの洗浄が原因だったという見方を示した。写真は爆発が起きた同工場。11日に空撮された提供映像から(2025年 ロイター/ABC Affiliate WTAE)
[15日 ロイター] - 米鉄鋼大手USスチールは15日、ペンシルベニア州ピッツバーグ近郊のクレアトン・コーク・ワークス工場で11日に起きた爆発事故について、メンテナンス作業に先立ち行われたガスバルブの洗浄が原因だったという見方を示した。
この事故では2人が死亡、10人が負傷した。
同社は「バルブ内部に圧力がかかり、バルブが破損してコークス炉ガスが周囲に充満し、最終的に着火源に触れたことで爆発が発生した」と説明した。
その上で、調査はまだ初期段階にあり、可能な限りさらなる情報を提供するとした。
同社は日本製鉄が6月に買収を完了した。