次期FRB議長を「早めに指名」、候補3─4人に絞り込みへ=トランプ氏

トランプ米大統領は、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長(右)の後任として11人の候補者を検討していると、CNBCが13日、政権当局者2人の情報として報じた。2017年11月撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、次期連邦準備理事会(FRB)議長候補を3─4人に絞り込み、「少々早めに」に指名する考えを示した。
さらにFRBは金利を「3─4ポイント」引き下げるべきとも改めて述べた。
これに先立ち、トランプ氏がパウエルFRB議長の後任として11人の候補者を検討していると、CNBCが政権当局者2人の情報として報じた。
米投資銀行大手ジェフリーズの最高市場ストラテジスト、デイビッド・ゼルボス氏、ラリー・リンジー元FRB理事、ブラックロックのグローバル債券部門最高投資責任者リック・リーダー氏らが選考リストに加わったという。
これまでに、FRBのボウマン副議長、ウォラー理事、ジェファーソン副議長ほか、ウォーシュ元FRB理事、ブラード前セントルイス地区連銀総裁、ローガン・ダラス地区連銀総裁、ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長、ブッシュ(父)元大統領の経済顧問を務めたマーク・サマーリン氏らが候補者として検討されているもよう。