米情報機関関連のサイトにハッキングか、「調査中」と当局

7月28日、米国家偵察局(NRO)は「アクイジション・リサーチ・センター」のウェブサイトに事案が発生し、現在「連邦法執行機関と協力して」調査中だとする声明文を発表した。写真はパソコンを使うハッカーとコードのイメージ。2017年5月撮影(2025年 ロイター/Kacper Pempel)
[ワシントン 28日 ロイター] - 米国家偵察局(NRO)は28日、「アクイジション・リサーチ・センター」のウェブサイトに事案が発生し、現在「連邦法執行機関と協力して」調査中だとする声明文を発表した。これ以上のコメントは控えた。
アクイジション・リサーチ・センターは、企業が情報機関との契約に応札したり、自社の製品やサービスを情報機関に売り込んだりする経路を提供している。
ワシントン・タイムズ紙は先に、ハッカーがアクイジション・リサーチ・センターのウェブサイトを通じて提出された知的財産や個人情報を標的にしたと報じていた。
同紙によると、ハッカーらは、「デジタル・ハンマー」と呼ばれる中国のスパイを狙ったプログラムなど、米中央情報局(CIA)の作戦で使用される技術に関する詳細を入手した可能性が高いという。