トランプ氏、ガザ巡る計画をイスラエル首相と協議 ガザに食料センター設置へ

トランプ米大統領は28日、イスラム組織ハマスへの対応がここ数日困難になっているものの、パレスチナ自治区ガザに拘束されている人質を解放するため、イスラエルのネタニヤフ首相と「さまざまな計画」を巡る協議を続けていると述べた。写真はホワイトハウスで4月撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)
[ターンベリー(スコットランド) 28日 ロイター] - トランプ米大統領は28日、イスラム組織ハマスへの対応がここ数日困難になっているものの、パレスチナ自治区ガザに拘束されている人質を解放するため、イスラエルのネタニヤフ首相と「さまざまな計画」を巡る協議を続けていると述べた。
トランプ大統領はスコットランドでスターマー英首相との会談後に行った共同記者会見で、米国は他国と協力し、ガザで食料などの人道支援を提供するとし、「食料センターを設置する」と語った。
スターマー首相は、ガザ停戦が必要という見解でトランプ大統領と一致したとした上で、ガザの人道的状況は「全く耐え難い」とし、早急な食料支援が必要と強調。「援助物資の搬入には他国を動員する必要があり、イスラエルに圧力をかけることも含まれる。これは人道的大惨事だからだ」と述べた。