米大統領が要請なら、FRB議長職引き受けへ 現時点で連絡なし─ウォラー理事=報道

米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、トランプ大統領から要請があればFRB議長職を引き受けると述べた。2024年11月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[ワシントン 18 日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、トランプ大統領から要請があればFRB議長職を引き受けると述べた。ただ、現時点でトランプ氏から連絡はないとした。 ウォラー理事はブルームバーグTVとのインタビューで、2019年にトランプ大統領からFRB理事就任について打診されて応じたと説明した上で、議長職についても「もし大統領から連絡があり、『就任してもらいたい』と言われれば、私は就任するだろう。しかし、大統領から連絡はない」と語った。 ウォラー理事は17日、経済へのリスクが高まっているほか、関税による物価押し上げ圧力は持続的ではない可能性が高いとみられる中、FRBは今月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を引き下げるべきとの考えを改めて示した