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米司法省、コミー連邦検事補を解任 元FBI長官の娘

2025年07月17日(木)10時49分

 7月16日、米司法省がコミー元連邦捜査局(FBI)長官の長女モーリーン・コミー連邦検事補を解任したと、事情に詳しい関係者2人が明らかにした。写真はニューヨークの裁判所に到着するモーリーン・コミー氏。5月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

Sarah N. Lynch Kanishka Singh

[ワシントン 16日 ロイター] - 米司法省がコミー元連邦捜査局(FBI)長官の長女モーリーン・コミー連邦検事補を解任したと、事情に詳しい関係者2人が16日明らかにした。

モーリーン氏は、少女らへの性的虐待罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告の腹心だったギレーヌ・マクスウェル受刑者や、大物音楽プロデューサー、ショーン・コムズ被告を巡る事件を担当した。

コミー元長官はトランプ大統領の1期目に解任され、現在ジョン・ブレナン元中央情報局(CIA)長官とともに捜査を受けている。トランプ氏は以前、2016年大統領選におけるロシア介入疑惑を巡る捜査への両氏の関与を非難していた。

モーリーン氏のコメントは得られていない。司法省はコメント要請に応じていない。

関係筋によると、マンハッタン連邦検事局の検事補だったモーリーン氏は解任の理由について説明を受けず、憲法第2条に基づく大統領の職員解雇権限を記したメモを渡されたという。

ロイター
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