ニュース速報
ワールド

紅海でギリシャ船攻撃、乗組員救助 フーシ派攻撃に類似の指摘

2025年07月07日(月)10時34分

[カイロ/アテネ 6日 ロイター] - イエメン南西沖の紅海で6日、ギリシャ企業が運航するばら積み貨物船「マジック・シーズ」が銃撃や無人艇、ミサイルによる攻撃を受け、乗組員は近くを航行していた船舶に救助された。海上警備会社などが明らかにした。イエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃に類似しているという。紅海での船舶攻撃が報告されるのは4月半ば以来。

英国の海事機関UKMTOと英警備会社アンブリーによると、マジック・シーズはまず8隻の小型ボートから銃撃や自走式手りゅう弾による攻撃を受け、船上の警備員が反撃した。

アンブリーの関係者は同船がその後、無人艇やミサイルの攻撃を受けたと述べた。UKMTOは攻撃により船内で火災が発生したとしている。

海上保安当局筋によると、船は浸水し、乗組員は船を放棄せざるを得なかった。運航会社ステム・シッピングもこの情報を確認した。

UKMTOによると、乗組員は全員、近くを航行していた商船に救助され無事だった。

アンブリーは攻撃を受けた貨物船について「フーシ派の標的の特徴」に合致すると指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日経平均は3日ぶり反落、米関税にらみ上値重い 中国

ワールド

ウクライナ第2の都市に無人機攻撃、子ども3人含む2

ビジネス

国内ファンドのJAC、タダノ株を11.02%取得

ビジネス

日産、転換社債と普通社債で7500億円調達 リファ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗」...意図的? 現場写真が「賢い」と話題に
  • 3
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」だった...異臭の正体にネット衝撃
  • 4
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 5
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 6
    コンプレックスだった「鼻」の整形手術を受けた女性…
  • 7
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 8
    「シベリアのイエス」に懲役12年の刑...辺境地帯で集…
  • 9
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 10
    ギネスが大流行? エールとラガーの格差って? 知…
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 4
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 5
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 6
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 7
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 8
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 9
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 10
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 10
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中