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北海ブレント原油、来年初めに60ドルに下落=モルガンS

2025年07月01日(火)09時13分

6月30日、モルガン・スタンレーはリポートで、北海ブレント原油価格が来年初めまでに1バレル=約60ドルまで下落する可能性が高いとの見方を示した。 仏トリゲールの油田施設で2024年6月撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)

[30日 ロイター] - モルガン・スタンレーは30日のリポートで、北海ブレント原油価格が来年初めまでに1バレル=約60ドルまで下落する可能性が高いとの見方を示した。

市場には十分な供給があり、イスラエルとイランの緊張緩和を受けて地政学的リスクが後退していると指摘した。

2025年から26年にかけて非OPEC(石油輸出国機構)加盟国からの供給が毎年、日量100万バレル台のペースで大幅に増加し、この期間中の需要増加分を十分に満たすとしている。

「OPECは減産の解除を続けており、当社は26年に最大で日量約130万バレルの供給過剰になるとの見通しを維持している」と述べた。

一方、ロイターが40人のエコノミストとアナリストに対して実施した調査では、北海ブレント原油の2025年平均価格見通しが1バレル=67.86ドルとなり、前回調査の5月予想の同66.98ドルから上昇した。

30日の北海ブレント原油先物は0.16ドル(0.2%)安の67.61ドルで取引を終えた。

ロイター
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