ベトナム、米との関税交渉妥結に期待 一時停止期限内に=首相

6月25日、ベトナムのファム・ミン・チン首相は、対米輸出品への46%の相互関税について、一時停止期限である7月上旬までに米国との交渉が妥結するとの見通しを示した。写真は、縫製工場で働く労働者。2020年12月、ベトナムのフンイエン省で撮影。(2025年 ロイター/Kham)
[ハノイ 25日 ロイター] - ベトナムのファム・ミン・チン首相は25日、対米輸出品への46%の相互関税について、一時停止期限である7月上旬までに米国との交渉が妥結するとの見通しを示した。
中国・天津で開催中の世界経済フォーラム(WEF)で行われたパネル討論会で講演し、ベトナム政府は関税についてトランプ政権と頻繁に協議していると説明。
「2週間以内に結果が出るよう期待している。ベトナムと米国は関税について深い理解を共有しており、あらゆる好ましい出来事が訪れるよう願っている」と述べた。
ベトナムは米国と複数回交渉を行っており、最新の協議は先週終了した。