赤沢再生相、米関税の猶予期限に延長余地 「我々は誠意持ち交渉」

6月20日、赤沢亮正経済再生相は、7月9日に期限を迎える米国の相互関税猶予期間について、「ベセント財務長官が誠実に交渉している限り延長の余地があると言っており、われわれは誠意をもって交渉しているので、そのような前提で色々進むと理解している」と語った。羽田空港で4月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Yoshifumi Takemoto
[東京 20日 ロイター] - 赤沢亮正経済再生相は20日、7月9日に期限を迎える米国の相互関税猶予期間について、「ベセント財務長官が誠実に交渉している限り延長の余地があると言っており、われわれは誠意をもって交渉しているので、そのような前提で色々進むと理解している」と語った。交渉の継続により、日本に対する猶予期限も延長されるとの見方を示した。
赤沢再生相は自民党本部で開かれた関税総合対策本部に出席し、6回目の対米関税交渉や日米首脳会談について報告を行った後、記者団に話した。