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北朝鮮への「炎と怒り」発言、厳しさ足りなかった=トランプ氏
8月10日、トランプ米大統領(写真左)は、北朝鮮に対して「炎と怒りに直面する」と警告したことについて、「厳しさが足りなかった」可能性があると語った。ニュージャージー州で撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ベッドミンスター(米ニュージャージー州) 10日 ロイター] - トランプ米大統領は10日、北朝鮮に対して「炎と怒りに直面する」と警告したことについて、「厳しさが足りなかった」可能性があると語った。トランプ大統領は8日、北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば「世界がこれまで目にしたことのないような炎と怒りに直面することになる」とし、同国をけん制した。
これを受けて北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、同国が中距離弾道ミサイル4発を米領グアムに向けて発射する計画を8月中旬までに策定すると伝えた。
トランプ大統領の8日の発言に対しては、国内の一部政治家や外交の専門家などから不必要に好戦的で緊張を高めるとの批判が出ていた。
大統領はこの日、休暇で滞在中のニュージャージー州で記者団に対して「炎と怒り」発言について「厳しさが足りなかったかもしれない」と述べた。
さらに「北朝鮮がグアムに対して何かすれば、誰も見たことのないような事態が北朝鮮で起きるだろう」と警告した。
先制攻撃を検討するかとの質問に対しては、何が起きるかを見極めると述べた。
さらに、国連安保理で新たな北朝鮮制裁決議が採択されたことについて、恐らく期待していたほどの効果はないとの見方を示し、一段の措置を講じるよう中国に求めた。
*内容を追加しました。
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