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午前の日経平均は続落、米雇用統計前の警戒ムード 一時700円超安

2025年12月16日(火)12時03分

 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比644円55銭安の4万9523円56銭で午前の取引を終えた。写真は東京証券取引所。2008年11月撮影(2025年 ロイター)

[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比644円55銭安の4万9523円56銭で午前の取引を終えた。日本時間夜に米国の11月雇用統計、10月小売売上高の発表を控え、持ち高調整の売りが広がった。前日の米株市場の下落、外為市場の円高進行も投資家心理の重しとなった。日経平均は一時700円超安となった。

日経平均は116円安で寄り付いた後、ほどなくして心理的節目の5万円を割り込み、前場終盤で735円安の4万9432円43銭まで下落した。時間外取引での米株先物の軟調な値動きに加え、155円割れとなったドル/円の円高傾向が重しとなった。

主力株では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンが1%超安でさえなかった。安川電機、フジクラ、日本取引所グループは5─6%超安。

半面、ANAホールディングスは2%超高。投資家による株式買い増しが明らかになったフジ・メディア・ホールディングスは3%超高となった。

野村証券の秋山渉投資情報部ストラテジストは「今夜発表される雇用統計は、来年の米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しを占う上でも重要なため、発表前は様子見ムードが広がりやすい」との見方を示した。

TOPIXは1.32%安の3386.12ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆4694億4300万円だった。

東証33業種では、値下がりは非鉄金属、鉱業、証券、卸売、銀行など30業種、値上がりは空運、水産・農林、食料品の3業種となった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが305銘柄(18%)、値下がりは1252銘柄(77%)、変わらずは50銘柄(3%)だった。

ロイター
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