午後3時のドルは151円前半に下落、根強い米利下げ観測 人民元高も影響

10月15日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の151円前半で推移している。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の151円前半で推移している。米国の利下げ姿勢を巡る思惑で米金利が低下し、ドル/円も下押しされた。中国人民銀行が午前中に人民元基準値を2024年11月以来の元高水準に設定し、ドル安/人民元高が波及した面もあった。通商問題を巡る米中の応酬が再燃する一方で、中国が7.1元を割り込むドル安/元高水準に基準値を設定したことに関心を寄せる声が聞かれた。
ドルは朝方の151円後半からじりじりと水準を切り下げた。正午ごろに151円ちょうど付近まで下落した後、151円前半での売買交錯が続いたが、午後3時過ぎに再び下押しが強まり、151円を割り込んだ。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が前日の講演で、労働市場の弱さにも配慮する必要があるとの認識を示した。米利下げ観測が根強く、米10年債利回りは4%台割れの水準に再び接近している。
米利下げを巡っては、年内2回の実施は既に織り込み済みではあるものの、「これまでは予防的な利下げの位置付けだったが、労働市場が急激に悪化すれば予防的利下げではなくなる」(三井住友銀行市場営業部為替トレーディンググループの納谷巧グループ長)として、雇用のデータに注目する声が聞かれた。
米中の応酬を過度に悲観する声は今のところ多くないものの、きっかけとなったレアアースの輸出規制など、「中国の本気度が高く、スタンスが軟化しない可能性がある」(三井住友銀の納谷氏)との見方もある。
きょうの人民元基準値が1ドル=7.0995元と昨年11月以来の元高水準に設定されたことに関心を寄せる声もある。2018年の米中関税合戦の局面では、中国が対ドルで元安方向に誘導することで関税の影響を相殺したとの見方があるが、今年の春先からは元高方向にじりじりと調整してきており、「通貨面では米国に配慮しているのかもしれない。硬軟織り交ぜている可能性がある」(国内銀行のストラテジスト)との見方も聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 151.20/151.21 1.1619/1.1621 175.68/175.74
午前9時現在 151.70/151.71 1.1602/1.1605 176.02/176.03
NY午後5時 151.83/151.85 1.1605/1.1608 176.23/176.27
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