FRB利下げ「良い第一歩」、幅広い合意= ハセットNEC委員長

米ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長は18日、米連邦準備理事会(FRB)が前日に発表した0.25%ポイントの利下げは「良い第一歩」だったと述べた。5日撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
[ワシントン 18日 ロイター] - 米ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長は18日、米連邦準備理事会(FRB)が前日に発表した0.25%ポイントの利下げは「良い第一歩」だったと述べた。
ハセット氏はCNBCのインタビューで「慎重な政策とは、入手される経済指標を注視しながら、ゆっくりと着実に目標に向かって進むことだ」と言及。ミラン新FRB理事のように大幅な利下げを望む人がいることは承知しているとしながらも、「0.25%ポイントという利下げ幅は、かなり幅広いコンセンサスを得ている」と語った。
ミラン氏は大統領経済諮問委員会(CEA)委員長職を無給休職し、突如辞任したクーグラー理事の職を引き継ぐ形で16日にFRB理事に就任。17─18日の連邦公開市場委員会(FOMC)では0.5%ポイントの大幅利下げを主張し、0.25%ポイントの利下げに反対票を投じた。