最新記事
移民

あなたは合格できる?...トランプ政権が「市民権」試験の例題を公開、「自由の女神像はどこにある?」

Trump Administration Unveils New US Citizenship Test. Could You Pass It?

2025年9月18日(木)18時49分
ダン・グッディング
アメリカ国旗

Lucas Sankey-Unsplash

<移民がアメリカ市民権を取得するための試験内容に大幅な改訂が。アメリカ出身者は答えられない問題ばかりとの声も──>

米トランプ政権は、新たに市民権を取得しようとする移民に課される試験内容の改訂版を発表した。今回の変更では、出題内容が刷新されるとともに、合格基準も見直された。

【合格できる?】「市民権」試験の例題にチャレンジ

新たな市民権試験では、申請者はアメリカの歴史や政治制度に関する理解を測る128問の設問から出題される20問のうち12問に正解しなければならない。

この変更は、政府が「市民の日」として制定している9月17日に発表された。ホワイトハウスは同時に、トランプ大統領が新たな市民権申請者に宛てた手紙の内容も公開している。

「この豊かな遺産を、あなたが守り、広め、次の世代へと受け継いでください。アメリカの歴史は、今やあなたの歴史でもあります。そして、アメリカ合衆国憲法は、あなたが守り、敬意を払い、大切にするべきものとなったのです」

移民政策研究所(Migration Policy Institute)の上級研究員で、かつて米移民局の局長を務めたドリス・マイスナー氏は、本誌の取材に対し、試験内容の変更自体は特別なことではないが、政権側の全体的な姿勢が問題だと指摘する。

「今回の変更説明は、人々の適格性に疑念を投げかけている」とマイスナー氏は語る。「まるで市民権を申請する人々が、本来は適格でないか、動機に問題があるかのような印象を与える。あるいは、彼らが『良きアメリカ人』になることを明確に証明しなければならないという前提で語られている」

資産運用
「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒れる今こそ投資家が目を向ける「世界通貨」とは
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イランがディール求めて接触、原油高軽減へ近く追加措

ワールド

トランプ氏、イラン新指導者選びで米関与に意欲

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、中東懸念で安全資産に資金逃

ワールド

中国、ホルムズ海峡の石油・ガス船通過容認へイランと
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    「え、履いてない?」モルディブ行きの飛行機で撮影された、パイロットの「まさかの姿」にSNS爆笑
  • 3
    「ハリポタ俳優で終わりたくない」...ハリー・メリングが新作『ピリオン』で見せた「別人級」の変身
  • 4
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 5
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 6
    対イラン攻撃に巻き込まれ、湾岸諸国が存立危機
  • 7
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「旅客数が多い空港」ランキン…
  • 9
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 10
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 9
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中