米新規失業保険申請、3.3万件減の23.1万件 予想下回る

米労働省が18日発表した9月13日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、3万3000件減の23万1000件となった。求人広告、バージニア州アーリントンで2023年撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz/File Photo)
[ワシントン 18日 ロイター] - 米労働省が18日発表した9月13日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、3万3000件減の23万1000件となった。
前週は2021年10月の水準まで増加していた。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は24万件だった。
9月6日までの1週間の継続受給件数は7000件減の192万件だった。
申請件数の増加はテキサス州に集中しており、同州は9月1日のレーバーデイの祝日以降、「失業保険制度を悪用するを目的でのなりすましの申請が増加している」と明らかにした。
今回のデータは、政府が9月の雇用統計に向けての事業所調査期間と重なっている。
8月の平均失業期間は24.5週間となり、7月の24.1週間から拡大、2022年4月以来最長となった。