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米裁判所、メタが商標侵害との訴え退け メタバイト社敗訴

2025年08月19日(火)09時11分

米人材・ハイテクサービス企業メタバイトが、米メタ・プラットフォームズの社名は商標侵害だと訴えていた裁判で、カリフォルニア州北部地区連邦地裁の判事は8月15日、訴えを退けた。2022年8月撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

Blake Brittain

[18日 ロイター] - 米人材・ハイテクサービス企業メタバイトが、米メタ・プラットフォームズの社名は商標侵害だと訴えていた裁判で、カリフォルニア州北部地区連邦地裁の判事は15日、訴えを退けた。

判事は、メタ・プラットフォームズの社名により両社が関連企業だという消費者の誤解が生じることや、メタバイトの事業に支障が及ぶという証拠をメタバイト側が示せなかったと指摘した。

メタ・プラットフォームズは2021年に旧社名のフェイスブックから社名を変えて以来、複数の商標侵害訴訟を起こされている。

メタバイトのマニュ・ミータ最高経営責任者(CEO)は判決について「小規模なブランド所有者に不利な先例を確立するリスクがある」とし、控訴の選択肢を検討すると表明した。

メタ・プラットフォームズの弁護士と広報担当者は18日、コメント要請に答えなかった。

ロイター
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