日経平均は反発で寄り付く、円安が支え 銀行株高い

8月15日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比217円12銭高の4万2866円38銭と、反発してスタートした。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 15日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比217円12銭高の4万2866円38銭と、反発してスタートした。前日の取引時間中に比べて円安が進行していることが支えとなっている。日経平均はその後も上げ幅を広げ、約300円上昇。幅広い業種で買いが先行し、銀行、保険などが堅調。金属製品、鉄鋼などは小幅に値下がりしている。
個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが2%超高、ファーストリテイリング、アドバンテスト、東京エレクトロンが小幅高。主力のトヨタ自動車は2%超高で堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングスがいずれも堅調に推移。一方、電通グループは売り気配でスタートしている。