マクドナルド、通期の営業益を上方修正 中間期の業績好調

8月8日、日本マクドナルドホールディングスは2025年12月期通期の連結営業利益予想を従来の495億円から510億円(前年比6.2%増)に上方修正した。写真はマクドナルド店舗の看板。2017年9月、都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Kentaro Okasaka
[東京 8日 ロイター] - 日本マクドナルドホールディングスは8日、2025年12月期通期の連結営業利益予想を従来の495億円から510億円(前年比6.2%増)に上方修正した。
併せて発表した1─6月期(中間期)の連結営業利益が同10.4%増の262億円だったことなどを踏まえた修正。全店売上高が前年同期比で増加し、既存店売上高は39四半期連続でプラスが続いている。
5月にはソーシャルメディア(交流サイト)発の人気キャラクター「ちいかわ」がマクドナルドの店員の制服を着た玩具として登場するハッピーセットを期間限定で販売、人気を呼んだ。
中間期業績と通期見通しは以下の通り。
項目 中間期実績 前年比 通期予想(今回) 前年比 従来予想
期間 25年1─6月 - 25年1月─12月 - -
売上高 2,033 +1.2 4,125 +1.7 4,125
営業利益 262 +10.4 510 +6.2 495
純利益 167 +12.8 310 △3.0 305
配当 - - 56.00(無) - -
※単位:売上高・利益は億円、配当は円、前年比は%、△はマイナス、「有無」は配当の修正の有無