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現代自、第2四半期は16%営業減益 米関税が重し

2025年07月24日(木)15時39分

 7月24日 韓国の現代自動車が24日発表した第2・四半期決算は、営業利益が前年同期比16%減の3兆6000億ウォン(26億4000万ドル)だった。写真は現代自動車の「ネッソ」。4月3日、韓国・高陽市で撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 24日 ロイター] - 韓国の現代自動車が24日発表した第2・四半期決算は、営業利益が前年同期比16%減の3兆6000億ウォン(26億4000万ドル)だった。

自動車・自動車部品に対する米国の関税が重しとなった。

LSEGスマートエスティメートの市場予想は3兆5000億ウォンだった。

同社によると、第2・四半期の米関税によるコストは8280億ウォン。現時点では通期の利益目標を据え置くと表明した。

米国の関税は事業にリスクをもたらすものの、ウォン安が関税による打撃を一部相殺したと指摘。「通期の利益率予想を引き続き監視し、国際市場の状況に応じて目標を柔軟に調整していく」と述べた。

売上高は前年同期比7%増の48兆3000億ウォン。市場予想は47兆ウォンだった。

決算発表後、同社株は3.2%下落した。

ロイター
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