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ドル145円台へ下落、株高でも円堅調 日銀12月利上げ確率8割に

2025年07月24日(木)10時52分

 7月24日、ドルは朝方の146円半ばから上値の重い展開が続き、仲値を経て一時145.86円まで下落。7月10日以来、2週間ぶり安値を更新した。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 24日 ロイター] - ドルは朝方の146円半ばから上値の重い展開が続き、仲値を経て一時145.86円まで下落。7月10日以来、2週間ぶり安値を更新した。

この日の東京株式市場では、日経平均が昨夏以来の4万2000円乗せ目前まで上昇するなど堅調さが目立っているが、日銀利上げが意識されている円は、対ドル以外でも底堅い動きとなっている。

ソシエテ・ジェネラルによると、金利先物市場が織り込む今年12月の利上げ確率は、関税交渉合意後に8割と、それ以前の6割からさらに上昇した。自動車関税の引き下げも含まれた今回の合意内容は「日本の経済見通しに大きな安心感をもたらす内容。円上昇への道が開かれた」(デリバティブストラテジストのオリバー・コーバー氏)との指摘が出ていた。

ロイター
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