日経平均は大幅反発で寄り付く、4万円回復 トランプ氏「日本に対する相互関税は15%」

7月23日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比414円26銭高の4万0189円18銭と、大幅に反発してスタートした。写真は1月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 23日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比414円26銭高の4万0189円18銭と、大幅に反発してスタートした。トランプ米大統領が22日(米国時間)、日本との貿易交渉で大規模な合意を締結したと明らかにし、自身の交流サイト「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、日本に対する相互関税は15%になると表明したことを受けて[nL6N3TJ0XL]、買いが先行。寄り付いた後も上げ幅を拡大し、500円超高で推移している。東証33業種では全業種が値上がりし、銀行、卸売、輸送用機器などが堅調。
個別では、主力のトヨタ自動車が買い気配でスタート。日産自動車、ホンダは5%超高、安川電機は4%超高と大幅上昇。一方、指数寄与度の大きいアドバンテストは1%超安、東京エレクトロンは小幅安で推移。ファーストリテイリングは3%超高となっている。