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トヨタの時価総額が1日で5兆円超増、日米関税合意を好感し株価急伸

2025年07月23日(水)16時04分

 7月23日 トヨタ自動車の株価が14.3%高で取引を終え、同社の時価総額は1日で5兆円超増加し、45兆0867億円となった。写真はトヨタのロゴ。7日、カリフォルニア州タスティンで撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)

Hiroko Hamada

[東京 23日 ロイター] - トヨタ自動車の株価が14.3%高で取引を終え、同社の時価総額は1日で5兆円超増加し、45兆0867億円となった。トランプ米大統領は22日(米国時間)、日本との貿易交渉で大規模な合意を締結したと明らかにした。交流サイト「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、日本に対する相互関税は15%になると表明。日米両政府はまた、自動車の税率を15%へ引き下げることで合意した。

日米の関税交渉合意を好感する形で、23日の東京株式市場では自動車株が軒並み大幅上昇した。トヨタの株価は一時16.3%高の2905円まで値上がりした。

市場では「自動車関税については25%の税率を覚悟していただけに、このタイミングで15%の数字が出てきてポジティブサプライズとなり、買い戻しが先行した」(国内証券・アナリスト)との声が聞かれた。

ロイター
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