米コカ・コーラ、四半期決算好調 サトウキビ糖使用の新商品発売へ

米飲料大手コカ・コーラが22日発表した第2・四半期決算は、市場予想を上回る増収増益。2024年10月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Juveria Tabassum
[22日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラが22日発表した第2・四半期決算は、市場予想を上回る増収増益。主要市場で販売量が減少したものの、値上げが寄与した。
同社はまた、米国でサトウキビ糖(ケーンシュガー)を使用した新しいコーラ製品を発売すると発表した。
第2・四半期の売上高は比較可能なベースで2.5%増の126億2000万ドル、特別項目を除いた1株当たり調整後利益は0.87ドル。ともにLSEGがまとめた市場予想の125億4000万ドル、0.83ドルを上回った。
販売量は1%減と、3四半期ぶりにマイナスに転じた。ただ、コカ・コーラ・ゼロシュガーの世界販売は14%増加した。
価格は6%上昇した。
通年の1株利益見通し(比較可能なベース)は、ドル安を追い風に、目標とする2─3%増の上限付近になるとした。
トランプ米大統領は16日、コカ・コーラが米国内の飲料にサトウキビ糖を使用することに同意したと述べていた。