テスラ、加州のEV登録台数21%減 マスク氏の政治的発言影響か

米カリフォルニア州新車ディーラー協会(CNCDA)が公表したデータによると、電気自動車(EV)テスラの第2・四半期(4─6月期)の同州におけるEV登録台数は、21.1%減の4万1138台となった。フランス・パリで2020年10月撮影(2025年 ロイター/Charles Platiau)
[22日 ロイター] - 米カリフォルニア州新車ディーラー協会(CNCDA)が公表したデータによると、電気自動車(EV)テスラの第2・四半期(4─6月期)の同州におけるEV登録台数は、21.1%減の4万1138台となった。前年同期は5万2119台。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の政治的な言動が、テスラの重要な市場であったカリフォルニア州のリベラルな価値観と対立している構図が示唆された。
それでも、売れ筋のクロスオーバー車「モデルY」とセダン「モデル3」は、今年6月までに販売されたゼロエミッション車(ZEV)およびハイブリッド車(HV)のカテゴリーで上位2位を独占した。
CNCDAによると、HVの販売は追い上げを見せており、今年上半期の登録台数は54%増加し、市場の19.2%を占めた。電動ピックアップトラック「サイバートラック」の上半期の登録台数は3622台だった。