FRBの独立性「非常に重要」=ボウマン副議長

米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長(金融監督担当)は22日、FRBが政治的干渉を受けずに金融政策を決定する能力が「非常に重要」との認識を示した。4月撮影(2025年 ロイター/Kevin Mohatt)
[22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長(金融監督担当)は22日、FRBが政治的干渉を受けずに金融政策を決定する能力が「非常に重要」との認識を示した。
ボウマン氏はCNBCのインタビューで、「金融政策に関してわれわれが独立性を維持することが非常に重要だ」と指摘。その上で、「ただ、その独立性の一環として、透明性と説明責任を果たす義務もある。私が理事となった2018年からそうであるように、幅広い意見に耳を傾け、他者の経済に対する見方、またそれがFRBの金融政策決定に与える影響を理解することも、われわれの義務だと考えている」と述べた。
トランプ米大統領はFRBのパウエル議長に対し、金利の引き下げを再三求めており、FRBへの批判も強めている。