エクソン、第2四半期は15億ドル減益の見通し 原油・ガス価格下落で

7月7日、米石油大手エクソンモービルは、原油と天然ガスの価格下落を理由に、第2・四半期の利益が前期比約15億ドル減少するとの見通しを示した。写真は同社のロゴ。パリで3月撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
[ヒューストン 7日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルは7日、原油と天然ガスの価格下落を理由に、第2・四半期の利益が前期比約15億ドル減少するとの見通しを示した。
第2・四半期の北海ブレント原油第2四半期は15億ドル減益の見通し 原油・ガス価格下落での平均価格は1バレル=66.71ドルと、前期比で11%値下がりした。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」の供給拡大が圧迫材料だった。米天然ガス価格も前期より9%低い。
エクソンは、確定した第2・四半期決算の数字は8月1日に発表するとしている。
LSEGが集計したアナリスト予想では、エクソンの第2・四半期の1株利益は1.53ドル。
第1・四半期利益は77億1000万ドルだった。