カンタス航空、600万人情報流出でハッカーから接触 警察と連携

7月8日、先週ハッカー攻撃を受け、600万人の顧客情報が流出した豪カンタス航空は、ハッカーから接触があったことをロイターに明らかにした。写真は、シドニー空港の国内線ターミナルに駐機する同社の航空機。2017年7月、シドニーで撮影(2025年 ロイター/David Gray)
[8日 ロイター] - 先週ハッカー攻撃を受け、600万人の顧客情報が流出した豪カンタス航空は8日、ハッカーから接触があったことをロイターに明らかにした。
600万人分の氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、マイレージの会員番号を管理するコールセンターのデータベースがハッカーの侵入を受けた。
同社の広報担当は「これは刑事事件であるため、オーストラリア連邦警察と連携しており、接触の詳細についてはこれ以上コメントしない」と述べた。
また、盗まれたデータが公開された証拠はないものの、サイバーセキュリティー専門家と連携して監視を続けていると述べた。