日経平均は小幅続落で寄り付く、米関税や米株安で 売り一巡後はプラス転換

7月7日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比45円61銭安の3万9542円07銭と、小幅に続落してスタートした。写真は1月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 8日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比45円61銭安の3万9542円07銭と、小幅に続落してスタートした。トランプ米大統領が7日、日本と韓国からの輸入品に対し、8月1日から25%の関税を課すと表明したことや前日の米株安が嫌気され、売り優勢でスタートした。ただ、その後は小幅高に転じ、100円超高で底堅く推移している。
セクター別では、非鉄金属、精密機器、サービスなどがしっかり。その他製品、保険などが軟調に推移している。
個別では、トヨタ自動車が小幅高、マツダが1%超高で推移。ダイキン工業は2%超高で堅調、オムロンは6%超高と大幅上昇している。指数寄与度の高い東京エレクトロン、ファーストリテイリングは小幅高、アドバンテストは1%超高となっている。