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スウェーデンのEQT、パイオニアを台湾カーユーエックスに売却 約1636億円

2025年06月26日(木)18時10分

 6月26日、スウェーデンのプライベートエクイティ(PE)ファンド大手EQTは、パイオニアを11億ドル(約1636億円)で台湾を拠点とするディスプレイメーカー・インノーラックス(群創光電股分有限公司)の子会社カーユーエックスに売却すると発表した。写真はパイオニアのロゴ。都内で2017年10月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Kentaro Okasaka

[東京 26日 ロイター] - スウェーデンのプライベートエクイティ(PE)ファンド大手EQTは26日、パイオニアを11億ドル(約1636億円)で台湾を拠点とするディスプレイメーカー・インノーラックス(群創光電股分有限公司)の子会社カーユーエックスに売却すると発表した。

パイオニアの発表によると、EQTが保有するパイオニアの全株式が年内に譲渡される見込み。カーユーエックスはシンガポールに本社を置き、アジアに製造拠点を持ち、車載製品の設計・開発製造に特化している。パイオニアは「インノーラックスグループの新たなメンバーとしてグローバルでさらなる成長を目指す」とコメントした。

パイオニアは2019年に香港の投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA)の完全子会社になり、上場廃止となった。EQは22年にBPEAを買収している。

ロイター
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