米当局、テスラにロボタクシー巡り情報提供要請 ネット動画受け

6月23日、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、電気自動車(EV)大手テスラのロボタクシー(自動運転タクシー)が誤った車線を走行したり、別の無人運転車がスピードを出しているとみられる動画がインターネットに投稿されたことを受け、同社から情報提供を求めていると明らかにした。写真はテキサス州オースティンのサウスコングレス通りを走行するテスラのロボタクシー。22日撮影(2025年 ロイター/Joel Angel Juarez)
[ワシントン 23日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、電気自動車(EV)大手テスラのロボタクシー(自動運転タクシー)が誤った車線を走行したり、別の無人運転車がスピードを出しているとみられる動画がインターネットに投稿されたことを受け、同社から情報提供を求めていると明らかにした。
テスラは22日、テキサス州オースティンで限定的なロボタクシーサービスを開始した。
NHTSAは、法律では同局が「新しい技術や車両システムを事前に承認するのではなく、各車両がNHTSAの厳格な安全基準を満たしていることをメーカー側が証明し、安全上の問題が関連する可能性のある事故をNHTSAが調査する」と指摘した。
テスラはロイターのコメント要請に応じていない。
同社はNHTSAに対し、テキサス州におけるロボタクシー展開の安全性に関する質問への回答は機密事項で、公表すべきでないと伝えた。
NHTSAは悪天候でのロボタクシーの安全性に関する質問への回答を特に検証している。