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ユーロ圏の金利正常化、終了していないもよう=仏中銀総裁
2025年05月27日(火)16時52分

5月27日、 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、ユーロ圏の金利正常化は終了していない可能性が高いとの見解を示した。写真はユーロの旗。ブリュッセルで3月撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
[パリ 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は27日、ユーロ圏の金利正常化は終了していない可能性が高いとの見解を示した。
「この正常化は恐らく完了しておらず、来週のECB理事会でそれを確認することになるだろう」と講演で述べた。
ECBは6月5日に理事会を開催する。金融市場の予想通り、0.25%利下げを決定すれば、8会合連続の利下げとなる。
ビルロワドガロー総裁は「けさ発表されたフランスの5月のインフレ率は(前年比)0.6%で、ディスインフレの進行という心強い兆しが示された」と述べた。