ニュース速報
ビジネス

独VW、中国市場シェアは2030年まで昨年並み維持が目標=幹部

2024年04月25日(木)14時39分

4月24日、 独フォルクスワーゲン(VW)の中国事業を統括するラルフ・ブランドシュテッター氏(写真)は、中国市場でのシェアを2030年までほぼ昨年並みに維持するのが目標であり、中国の電気自動車(EV)メーカーとの間で価格競争が激化する中でも多額の投資で販売を支えると述べた。フランクフルトで2019年9月撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay)

Sarah Wu

[北京/フランクフルト 24日 ロイター] - 独フォルクスワーゲン(VW)の中国事業を統括するラルフ・ブランドシュテッター氏は24日、中国市場でのシェアを2030年までほぼ昨年並みに維持するのが目標であり、中国の電気自動車(EV)メーカーとの間で価格競争が激化する中でも多額の投資で販売を支えると述べた。中国事業に関するイベントでの発言。

VWの中国市場シェアは30年の目標が15%。23年の14.5%からほぼ変わらず、欧州自動車最大手のVWが中国市場で直面している試練が浮き彫りになった。

VWによると、30年時点のシェア15%は年間販売台数で約400万台に相当する。昨年の販売実績は307万台だった。

ブランドシュテッター氏は「価格はコストの改善よりも速いペースで下がっている。今の価格競争が今後数年間、特に今後2年間は続くと予想している」と述べ、価格競争が利益を圧迫するとの見方を示した。

また手頃な価格のEVの開発ペースを速める方策として、中国国内の新たな研究拠点への投資や中国のEVメーカーやサプライヤーとの提携に言及した。

VWは、中国での営業利益を27年に20億ユーロ強、30年に30億ユーロとする目標も掲げている。昨年は26億ユーロだった。

ブランドシュテッター氏によると、中国の上海汽車集団(SAIC)との間で新疆ウイグル自治区での合弁についても引き続き協議しているという。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏のグリーンランド獲得計画、米国民の支持1

ワールド

通常国会の早期に解散、高市首相が自民・維新に伝達 

ワールド

カタール米軍基地、一部要員に退去勧告=外交筋

ビジネス

中国の日本からの輸入、昨年12月は3年ぶり高水準 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広がる波紋、その「衝撃の価格」とは?
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救った...実際の写真を公開、「親の直感を信じて」
  • 4
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 5
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 9
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 10
    「普通じゃない...」「凶器だ」飛行機の荷物棚から「…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中