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マスク氏、麻酔薬ケタミン常用を擁護 「投資家にも有益」

2024年03月19日(火)03時22分

米実業家イーロン・マスク氏は、麻酔薬「ケタミン」の使用が自身のうつ病のような症状の抑制に効果があるため、米電気自動車(EV)大手テスラの投資家にとっても有益という認識を示した。2023年11月撮影(2024年 ロイター/Kirsty Wigglesworth/Pool via REUTERS)

[18日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は、麻酔薬「ケタミン」の使用が自身のうつ病のような症状の抑制に効果があるため、米電気自動車(EV)大手テスラの投資家にとっても有益という認識を示した。

米CNNの元キャスター、ドン・レモン氏とのインタビューが18日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信された。

ケタミン使用の目的は何か、その使用が「政府との契約や認可、さらにウォール街(米金融市場)にも影響が及ぶ可能性」を懸念したことはあるかというレモン氏の質問に対し、マスク氏は「ウォール街の観点からすれば、重要なのは実行」と指摘。テスラの成功に触れた上で、「投資家にとっては、私が使用しているものがあれば、それを続けるべきだろう」と応じた。ケタミンは医師から処方されたものとも説明した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は1月、マスク氏が合成麻薬LSDやコカイン、エクスタシーなどの薬物を使用し、マスク氏率いる企業の幹部や取締役らが懸念していると報じた。さらに、違法な薬物の使用が宇宙企業スペースXと政府との契約を危険にさらす可能性を巡る懸念も提起していた。

レモン氏は先週、短文投稿サイトX(旧ツイッター)上での番組提携をマスク氏が解除したと発表。その後マスク氏のインタビューをユーチューブとXで配信した。

ロイター
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