ニュース速報
ビジネス

中国住宅ローン基準金利下げ、銀行利ざやに悪影響なし=金融時報

2024年02月20日(火)16時01分

 2月20日、中国人民銀行(中央銀行)系紙の金融時報は、住宅ローン基準金利の引き下げが銀行の純金利マージン(利ざや)に悪影響を与えることはないと伝えた。写真は2020年12月、北京で撮影(2024年 ロイター/Thomas Peter)

[上海/シンガポール 20日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)系紙の金融時報は20日、住宅ローン基準金利の引き下げが銀行の純金利マージン(利ざや)に悪影響を与えることはないと伝えた。

純金利マージンは昨年、信用需要の低迷を背景に低下トレンドをたどり、大手金融機関は収益性を改善するため預金金利の引き下げを複数回実施した。

同紙は対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントで「2024年の重要な政策方針は不動産業界の安定的な発展を促進することであり、中でも住宅ローン金利の緩やかな引き下げは重要な措置と見なされている」と指摘。住宅ローン金利の低下は家計の利払い費を抑え、消費回復につながるとした。

また、他の主要国からの波及効果が弱まり、中国の金融政策運営に余裕をもたらすと予想。「5年物LPR(最優遇貸出金利)を引き下げる一方で1年物LPRを据え置いたことは、実体経済への合理的な支援を維持するだけでなく、内外状況のバランスを取り、外的ショックに対抗するための耐性と政策自律性を向上させることになる」と説明した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

NEC、通期業績予想を上方修正 国内ITが引き続き

ビジネス

午後3時のドルは153円付近、米財務長官「強いドル

ビジネス

キヤノン、発行済み株式の6.1%・2000億円を上

ビジネス

キヤノン、26年12月期連結純利益は2.7%増を予
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 5
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 6
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    人民解放軍を弱体化させてでも...習近平が軍幹部を立…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    またTACOった...トランプのグリーンランド武力併合案…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 10
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中