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米FRB、トランプ氏の意見に左右されず 貿易摩擦拡大を懸念=セントルイス連銀総裁

2018年07月21日(土)04時21分

[ワシントン 20日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は20日、連邦準備理事会(FRB)はトランプ大統領の米金融政策を巡る発言に影響を受けることはないと述べるとともに、貿易摩擦の拡大に懸念を示した。

総裁は「貿易摩擦の拡大は下手をすれば米経済にリスクとなる恐れがある」と指摘。トランプ政権は自由貿易を推進するとの言葉を信じる一方で、「最終的に多くの関税や様々な種類の保護主義が世界中にあふれかねない」と述べた。

また「連邦公開市場委員会(FOMC)は米経済のためにインフレを低水準に抑え、最大雇用を達成する責務を負っている。大統領や他の政治家はコメントすることはできるが、これらの責務の達成に向け最善の措置をとることに努めるのはFOMCとなる」とした。

*内容を追加します。

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