最新記事
ネットで話題

どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

Which of These Faces Are You Attracted To? Here's What Each One Means

2024年4月29日(月)12時00分
アリス・ギブス
marypatross-TikTok

marypatross-TikTok

<TikTok動画をきっかけに2006年の心理学研究が再び話題に>

米コーネル大学で心理学を研究する大学院生がTikTokに投稿した動画をきっかけに、人がパートナーに求める性格と、魅力的だと思う顔を関連付けた2006年の心理学研究が改めて脚光を浴びている。

話題の動画はメアリー・ロス(@marypatross)がTikTokに投稿し、視聴者に単純な質問を投げかけた。この4人の男性のうち、デートするならどの相手?

ロスは続いて、この研究の結果を明らかにした。自分が恋愛対象に求める性格的特徴に結びつく身体的特徴をもし相手が持っていれば、人はその相手の顔を魅力的と思う傾向があるという。

もともとの研究では、コンピュータグラフィックスを使って被験者が好ましいと思う性格に基づく顔写真を合成。コンピュータで生成された異性の顔の魅力度を100人の被験者がランク付けし、好ましいと思う性格についてのアンケートに答えた。

結果は非常に興味深かった。被験者はそれぞれが、積極性、おおらかさ、気楽さ、温厚さなど、自分が好む特徴を持っていると見なした顔ほど、圧倒的に魅力的と認識していた。

これを発表した研究者の1人、アンソニー・リトルは「この調査をこれほど身近な形で共有してもらえて大変うれしい」と本誌に語り、最初に発表した2000年代半ばの時点では、これほど広く共有するのは不可能だったと振り返った。

リトルは今もこの分野の研究を続けており、人の顔と顔から引き出す情報に関する研究プロジェクトのために、自身のサイト「alittlelab」でデータを収集している。ユーザーが同サイトから調査に参加することもできる。

ロスは動画の中で顔写真を見せた後に、この研究の背景となる理論を説明し、自分は絶対に男性Dを選ぶと打ち明けた。この動画は800万回以上も再生されている。

ロスがTikTok動画で紹介したのは男性の顔のみだったが、調査の際は男性と女性の両方について実験を行っている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:中国の再利用型無人宇宙船、軍事転用に警戒

ワールド

アングル:トランプ氏なら強制送還急拡大か、AI技術

ビジネス

アングル:ノンアル市場で「金メダル」、コロナビール

ビジネス

為替に関する既存のコミットメントを再確認=G20で
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ暗殺未遂
特集:トランプ暗殺未遂
2024年7月30日号(7/23発売)

前アメリカ大統領をかすめた銃弾が11月の大統領選挙と次の世界秩序に与えた衝撃

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「習慣化の鬼」の朝日新聞記者が独学を続けられる理由【勉強法】
  • 2
    BTS・BLACKPINK不在でK-POPは冬の時代へ? アルバム販売が失速、株価半落の大手事務所も
  • 3
    【夏休み】お金を使わないのに、時間をつぶせる! 子どもの楽しい遊びアイデア5選
  • 4
    キャサリン妃の「目が泳ぐ」...ジル・バイデン大統領…
  • 5
    地球上の点で発生したCO2が、束になり成長して気象に…
  • 6
    カマラ・ハリスがトランプにとって手ごわい敵である5…
  • 7
    トランプ再選で円高は進むか?
  • 8
    拡散中のハリス副大統領「ぎこちないスピーチ映像」…
  • 9
    中国の「オーバーツーリズム」は桁違い...「万里の長…
  • 10
    「轟く爆音」と立ち上る黒煙...ロシア大規模製油所に…
  • 1
    正式指名されたトランプでも...カメラが捉えた妻メラニアにキス「避けられる」瞬間 直前には手を取り合う姿も
  • 2
    すぐ消えると思ってた...「遊び」で子供にタトゥーを入れてしまった母親の後悔 「息子は毎晩お風呂で...」
  • 3
    月に置き去りにされた数千匹の最強生物「クマムシ」、今も生きている可能性
  • 4
    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…
  • 5
    「習慣化の鬼」の朝日新聞記者が独学を続けられる理…
  • 6
    【夏休み】お金を使わないのに、時間をつぶせる! 子…
  • 7
    ブータン国王一家のモンゴル休暇が「私服姿で珍しい…
  • 8
    「失った戦車は3000台超」ロシアの戦車枯渇、旧ソ連…
  • 9
    「宇宙で最もひどい場所」はここ
  • 10
    ウクライナ南部ヘルソン、「ロシア軍陣地」を襲った…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    ウクライナ南部ヘルソン、「ロシア軍陣地」を襲った猛烈な「森林火災」の炎...逃げ惑う兵士たちの映像
  • 3
    ウクライナ水上ドローン、ロシア国内の「黒海艦隊」基地に突撃...猛烈な「迎撃」受ける緊迫「海戦」映像
  • 4
    ブータン国王一家のモンゴル休暇が「私服姿で珍しい…
  • 5
    正式指名されたトランプでも...カメラが捉えた妻メラ…
  • 6
    韓国が「佐渡の金山」の世界遺産登録に騒がない訳
  • 7
    すぐ消えると思ってた...「遊び」で子供にタトゥーを…
  • 8
    月に置き去りにされた数千匹の最強生物「クマムシ」…
  • 9
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 10
    「どちらが王妃?」...カミラ王妃の妹が「そっくり過…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中