最新記事
竜巻

迫り来る「巨大竜巻」から逃げる家族が奇跡的に救出される衝撃映像...「竜巻追跡人」の判断に称賛の声

Dramatic Tornado Video Shows Storm Chaser Saving Texas Family

2024年5月7日(火)21時45分
ジョー・エドワーズ
竜巻

(写真はイメージです) Minerva Studio-Shutterstock

<竜巻を前に丸腰の一家を車に乗せ、病院へ──勇敢なストームチェイサーを、あるネットユーザーは「天から遣わされた人」と形容した>

テキサス州で竜巻に家を壊された4人家族を、ストームチェイサー(竜巻など嵐を追跡して撮影する人)が救出するという衝撃的な映像が、ソーシャルメディア上で拡散されている。

【動画】轟音を立てて「巨大竜巻」が迫るなか、逃げようとする一家が救出される瞬間

およそ1分間にわたるこの動画は今月2日に車の中から撮影されたもの。映像では、ストームチェイサーのフレディ・マッキニーが竜巻を追いかけ、竜巻が家屋を直撃したのではないかと心配しながら、確認しようと進路を変えている。数秒後、彼の「大変だ、大変だ、なんてことだ。人だ、人がいる」と言う声が聞こえてくる。

マッキニーは車を路肩に止め、その人たちに乗るよう呼びかける。竜巻が遠くで猛威を振るう中、1匹の小型犬とともに、動転した人々が雨と強風にさらされながら彼の方へと走ってくるのが見える。

「助けてください、お願いします。神様、助けて。急いで」と女性。彼女は腕に子供を抱いている。その後ろには、負傷していると思われる別の子供と、足を引きずっているように見える男性が続く。

この出来事の後、X(旧ツイッター)への投稿でマッキニーはこう記している。「皆さん、私は無事です。家族を病院へ連れて行きました。家は竜巻で全壊となりましたが、ありがたいことに彼らは助かりました」

マッキニーは自身のユーチューブ・チャンネルに嵐を追跡する動画を定期的に公開しており、チャンネル登録者数は10万人を上回る。活動中のライブストリーミングで数百万のビューを集めることもしばしばだ。

今回の彼の勇敢な行動を、多くのネットユーザーが称賛している。あるユーザーは、「天から遣わされた人」とコメントしている。また別のユーザーは、「私たちは皆、ストリーミングで何が起きたのかを目撃しました」と言う。「本当に素晴らしい仕事でした。彼らが無事であることを祈っています。恐ろしい出来事でした」

ソーシャルメディアは、米国南部各地の惨状を伝えるユーザーの投稿動画や写真で溢れ返った。テキサス州ホーリーで撮影されたとされる写真には、破壊された家、つぶれた車、折れた樹木が写っている。

アメリカ海洋大気庁(NOAA)のストーム予測センターのデータによれば、2024年に入ってからテキサス州は43の竜巻に襲われており、その約半数が4月に発生したという。

(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 イラン革命防衛隊
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月24号(3月17日発売)は「イラン革命防衛隊」特集。イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米中古住宅仮契約指数、2月は1.8%上昇 インフレ

ワールド

イスラエル外相、イランとの戦い「すでに勝利」、目標

ワールド

トランプ氏訪中延期、イラン情勢受け 習氏との会談5

ワールド

トランプ氏、NATO消極姿勢を非難 イラン作戦巡り
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在の価値でどれくらい? 誰が何のために埋めた?
  • 3
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    「危険な距離まで...」豪ヘリに中国海軍ヘリが異常接…
  • 6
    「目のやり場に困る...」グウィネス・パルトロウの「…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 9
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 8
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中