- HOME
- コラム
- サイエンス・ナビゲーター
- オスだけ殺すタンパク質「Oscar(オス狩る)」の…
オスだけ殺すタンパク質「Oscar(オス狩る)」のメカニズムが解明される
共生細菌による宿主生物の生殖操作は、農業やヒトの疾病予防にも役に立つ技術です。
農業では、天敵農薬(害虫が天敵に捕食されることを利用した生物農薬)の効率的な生産などが期待されています。天敵農薬には、アブラムシを食べるナミテントウのように有用昆虫の雌雄で効果の変わらないものもあります。一方、コナジラミの天敵農薬として使われるオンシツツヤコバチは寄生バチの一種です。害虫の体内に産卵して殺す能力を持つのはメスだけなので、メスを選択的に生産できると都合が良いのです。
ヒトの疾病予防では、ネッタイシマカに対する取り組みが実用化しています。ネッタイシマカはデング熱やジカ熱を発症させるウイルスを媒介しますが、ボルバキアのwMel株が寄生するとウイルスの感染能力が阻害されることが知られています。そのため、ブラジルでは2017年から、ボルバキアを感染させたネッタイシマカを大量に放虫し、自然で非感染ネッタイシマカと交配させて、ボルバキア感染ネッタイシマカを人工的に増やす試みが行われています。細菌はシンガポール、インドネシアでも野外実験が進められており、感染率の大幅な低下も報告されています。
昆虫の体に入り込み性を操作する「謎の細菌」は、利用方法を工夫するとヒトの世界の生活向上にもつながります。「科学技術と社会」を象徴する一例とも言えるのではないでしょうか。
アマゾンに飛びます
2026年3月17号(3月10日発売)は「教養としてのミュージカル入門」特集。社会と時代を鮮烈に描き出すポリティカルな作品の魅力[PLUS]山崎育三郎ロングインタビュー
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面を突き破って侵入する力の正体が明らかに 2026.02.20
時差ぼけ解消、睡眠障害治療への応用にも期待...「体内時計を進める新化合物」が発見される 2026.02.06
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
保険の営業 外資系トップクラスの大手グループ/土日祝休み/年間休日120日以上/手厚い研修あり
マニュライフ生命保険株式会社
- 東京都
- 月給20万円~50万円
- 正社員
-
集団調理・ケータリング, 給食・社員食堂・介護・病院/その他/外資系企業のオフィス勤務のケータリングサービススタッフを募集
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社 東京都港区六本木 外資系企業オフィス
- 東京都
- 年収322万円~350万円
- 正社員
-
時短可・在宅あり・フレックス・英語生かせる経理 外資系アパレルメーカー
アルティザン・アンド・アーティスト株式会社
- 東京都
- 月給41万円
- 正社員






